ニューカッスル・ダラム英語勉強会

イングランドのニューカッスル大学およびダラム大学に留学に来ている日本人達による英語学習の一篇。

viva (名詞)

昨日、博士課程に在籍している友達が使っていた表現です。録音が出来なかったので文脈で使われた表現がここに書けないのが残念ですが、シェアします。

さて学位請求論文を出した後に待ち受けているのは、おそらくどこの国でも「口頭試問」でしょう。先生の前で自分の学位請求論文の発表をしたり、質疑応答をするあれです。英語で「口頭試問」とは何と言うのでしょうか?

ずばりvivaと言います。発音は / vaɪvə / ですので注意が必要です(/viva/ではないですよ)。さっそく辞書で調べてみると、LDOCEによるとviva voceとも言われるようです。ちいらっしゃるかもしれませんが、ラテン語で、vivaはaliveとか生きることを意味し、voceは、voiceなどの声を意味します(voceは注意深く見るとvoiceに似てますね)。ちなみにアメリカ英語ではただ単にan oral examinationとなります。

使用例としてはこんな感じです。例文はLDOCEのコーパスから。
In May she came to Oxford for her D. Phil viva.
彼女は5月に博論の口頭試問にオックスフォードに来た

わざわざオックスフォードとしているところが鼻につきます。そういやあ日本で修士をやった時に副査をアメリカ人の先生に頼んだら、実際の口頭試問の時は日本語と英語が飛び交うケイオスなものになったことを思い出しました。コードスィッチングが大変でした。(Yusuke)