ニューカッスル・ダラム英語勉強会

イングランドのニューカッスル大学およびダラム大学に留学に来ている日本人達による英語学習の一篇。

等位接続詞のfor-その2

Kenです。
たまたま、等位接続詞のfor、について書いている本に遭遇しましたので、Yusukeさんの記事にちょっと追記。自分が読んでいたのは、「不思議の国のアリス」を英語で読む(別宮貞徳、筑摩書房)、です。

BecauseとForは、同じ理由を示すものですが、Becauseは事柄自体の直接の原因・理由、を表すのに対して、Forは前述の事柄についての筆者自身の説明、を表すそうです。例としては、

(1) It's morning, for the birds are singing.
(2) It's morning, because the birds are singing.

(1)は正しいけれども、(2)は誤り。なぜなら、鳥が鳴くことと朝であることに直接の因果関係はないからです。ただ、著者によるただし書きがあって、実際問題としては、筆者自身の理由と事柄の直接の原因と、両方に当てはまるため、どちらの接続詞でもよいことが多いそう。
ご参考まで。